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ウィーン最後の朝です。
今夜、22:45の飛行機で帰ります。

それまで目一杯、街を楽しむぞー。オーー!

まず訪れたのは、ホーフブルク(王宮)。
13世紀から20世紀初頭まで、ハプスブルク家の皇帝が代々住んでいた宮殿。
街のまんなかの広ーい敷地に、複雑に増築された建物が広がり、いまでは博物館や教会、図書館などにも使われています。

最初に入ってみたのは、
 

ドーーン。
国立図書館。1723年建設、バロック様式。
  

「世界一美しい図書館」といわれるだけあるね。
 

お約束の天井画。
 

稀少な本がたくさん展示されていて、見入ってしまいました。
 

15世紀の本。もちろん手書きです。
 

16世紀の歌本。
 

15世紀のケンカ?
 

風は口から出した時代。
 

えらいクセ字。
 

うまい話には気を付けろ。
 

倒れないか心配だ。
 

ルコは踊って、主人はそれを見させられて、待っててくれました。すまんすまん。

 

ランチは、かつてウィーンの作家たちが集ったという老舗カフェ「ツェントラル」で。
こんなカフェが近所にあったら、そりゃ毎日通うよね。
 

ふたたび、ホーフブルクへ。

今度は、旧王宮で、皇帝の住居を見学。
皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と、皇妃エリザベートの部屋が公開されています。

ちなみに、ヨーゼフ1世は、マリー・アントワネットの兄のひ孫にあたります。
その妻のエリザベートは「シシィ」の愛称で親しまれ、ウィーンのアイコンにもなっている人。
 

ウィーンはとにかく、シシィ推し。

旅日記3に書いた、ルートヴィヒ2世(ワーグナーのパトロンで、ノイシュヴァンシュタイン城を建てた、バイエルン国王)が婚約解消したのは、婚約相手の姉を好きになったからという話。その姉が、このシシィことエリザベート。1867年のことです。

エリザベートは、17歳でヨーゼフ1世と結婚。しかしお姑さんとうまくいかず、旅ばっかりして、1898年にスイスのジュネーヴ湖畔で暗殺されます。

王宮のなかのヨーゼフ1世の部屋には、妻や家族の写真がたくさんあったのに対し、妻のエリザベートの居住空間には、美を追究する運動器具などが充実していたのが印象的。
夫婦の暮らしぶりや心持ちがよく表れていて、おもしろかったです。

 

さて、ウィーンでやらなければいけないことが残っています。
ザッハートルテ食べ比べ。
昨晩、ザッハーで食べたので、

今日はデメルにやってきました。
 

デメルは日本のデパートでも買えますが、かつては原宿にもショップとカフェがあったんです。小さいお店でしたがこんな雰囲気で、ああ懐かしい。
 

カフェでは、ウェイトレスさんが大忙し。
 

こちらが、デメルのザッハートルテ。

デメルはザッハーと違って、アプリコットジャムが挟んでないから甘すぎないかな、と心配したけれど…。アプリコットジャムは、外側のチョコとなかのスポンジとの境目にも塗ってあるので(ザッハーも)、その味はしっかりします。
真ん中に挟んでいないぶん、チョコとジャムの均一なハーモニーが口全体にふわわわ〜と広がる感じ。

ルコと私は、デメル。主人は、ザッハー。
我が家では、2対1でデメルに軍配。

 

残った時間は、街歩き。
ウィーンの街の、そこかしこで見たもの、そして感じたことは…。

ペスト流行の終焉を神に感謝して建てたという記念柱。
そこからうかがい知る、ペストの脅威。
 

シュテファン寺院の、なんかトゲトゲしくて痛々しい質感。
 

のっぴきならないということが、
 

一目でわかる表情。
 

「yahoo!ニュース」が連日、日本の猛暑を伝えるので、お土産に買うのをやめたチョコレート。
 

こんなところまで優雅なのか。と感心させる消火栓。
 

毎日出す人、しまう人、夕立が来たら避難させる人、まめに調律してくれる人がいてこその、白いグランドピアノ。
 

ウィーンの楽譜屋さんの、
 

売れ筋のクイーン。
 

店主、テシンスキーの日本語作戦。
 

ウィーンで唯一見た落書きが、キレイめのバナナだった安堵感。
 

いろんな格好をしたアヒルのオモチャ(お風呂で浮かせる)は、なにげにウィーン名物で、買って帰ろうかな、いや、やっぱりいらないかな、という逡巡。
 

可愛いスニーカー発見したのでルコに買ってあげたいのに、お店は19時で閉店していて「明日また来よう」といえない、もののあはれ。
 

気づいたら、20時。
そろそろ時間だね。
 

二人は、今日も仲良しだった。
 

私は心いっぱいだ。
 

さあ帰ろう。
楽しかったし、
 

さすがにちょっと疲れてきた。

 

ありがとう、ドイツとオーストリア。
ありがとう、このブログを読んでくれた皆さま。
とても感謝しています。

7泊8日の旅が終わりました。
次の旅まで、また、日常を楽しみます。