2018-09-20

『だんごたべたい おつきさま』の登場キャラがツワモノ揃いで気づけばお月見気分。

大好きな先輩作家、すとうあさえ先生の新刊をご紹介します。

『はじめての行事えほん(お月見) だんごたべたい おつきさま』
 すとうあさえ ぶん/中谷靖彦 え ほるぷ出版

さっそくページをめくってみると…。

お月見の夜、おつきさまはおばあちゃんの縁側のおだんごが食べたくなって…。
【表紙の顔からめっちゃ食べたそうだったもん】←読者代表・私の声、以下同

それを見たくもが、くもにんげんに変身して取りに行ってくれます。
【く、くもにんげんですとーー?】

くもがおだんごを取ったその時、子どもたちに見つかり「まずい!」「まてっ!」。
【逃げろ逃げろ逃げろ】

それを見たおつきさまは、ある作戦で…。
【おお、その手があったか! おつきさまの方が一枚上手だ】

子どもたちが、おばあちゃんにおだんごを取られたことを話すと…。
【ここからは読んでのお楽しみ☆】

私は、ここでおばあちゃんが言うセリフに膝を叩きました。
そうよ、それがお月見!

 

古くから伝わる日本の行事を、こんなことから始まって、あれをしてこれをしてと伝えるより先に、子どもたちの心と行事をくっつけちゃう。
この絵本を読んだ子は「くもにんげんに会いたいよ〜。だからおだんごお供えしようよ〜」とか「おつきさまの分もおだんごお供えしないと私の分がなくなるよ〜」とか、心をつかってお月見をとらえるはず。

それがこの絵本の、そしてすとう先生のすごいところ。
だからほら、この行事絵本はシリーズで出ていて、すでに4冊目。
毎回お話の雰囲気が違って、画家さんも替わって、楽しいんです。

今後も七五三、節分、七夕、冬至とつづくそうです。

ぜひ手に取ってみてください。ギフトにもいいですね。

 

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