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2021年6月

  


Ju the burger

今さらですが、原宿の「銀だこ」は現在、ハンバーガー屋さん。銀だこと業務提携をしている「ジューザバーガー」の原宿店になるそうで、大きすぎず、気取りすぎず、ぱくぱく食べられる親しみやすい味。素材にもこだわっているそうです。コロナに負けず頑張って。

2021.06.30



ギャルソンから届いたノート

コムデギャルソンからまた白いノートが届きました。
前に届いたノートは、1ページにだけ黒い丸がひとつ。そして今度はふたつ。果たして次は??
ちょうど先日、主人がPLAY COMME des GARCONでTシャツを買ったのですが、いずれ、あるいは次はこの店内のようにドット模様になるのかも。
それにしても、PLAYは何を着たらいいのか分からないオッサンの強い味方(この日のブルーのボーダーも)。パリでもムッシュが着ているところをよく見かけました。
*撮影はお店の方の許可をいただいています

2021.06.29



ガラスの七面鳥

毎日飲むお茶のティーバッグを入れるのに、イカした、というよりイカれた容器をずっと探していて、ようやく見つけました。 ガラスの七面鳥。おそらくアメリカのヴィンテージ。
こちらも閉店セール中の「PASS THE BATON 表参道店」にて。もとは3万円でしたが、なんてったって70%オフ。セールって凄いね。

2021.06.28



バチバチのトゲトゲ

寝室の天井から情熱を吊り下げてみました。
閉店セール中の「PASS THE BATON 表参道店」で何か買いたいと店内を物色していたら、上から面白いものがぶら下がっていたので。
ドイツからの買い付けで、クリスマスの飾りだそう。星の形なのだろうけど、私には情熱の原子のように見えるのです。古いものらしく留め具も錆びていたりして、良い時代のエネルギーまで感じたり。
端から端まで約70cmと結構大きく、とんがり部分は紙製でとてもデリケート。組み立て前は細長い箱に収まるほどコンパクトだったようですが、解体せずにこのまま持って帰りました。
毎朝目覚めるとバチバチのパッション。なかなか良い感じです。 
*撮影はお店の方の許可をいただいています

2021.06.27



アメリカン・ユートピア

昨日の「人志松本の酒のツマミになる話」で、好きな映画を聞かれるとセンスを試されていると思ってフランス映画とか「時計じかけのオレンジ」とか「2001年宇宙の旅」とか答えた時期もあったけど、それもどうかって話で、むしろ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか「スタンド・バイ・ミー」とか王道を答えるほうが分かり合えて正解だよね、という話をしていました
私は好きな映画を聞かれたら「二百三高地」とそもそもセンス皆無の回答になりますが、でも実際のところ「七人の侍」や「風と共に去りぬ」といった王道でもよくて、つまり映画の話題はいい意味で無責任でよく、それが娯楽のいいところ。
夫婦で『アメリカン・ユートピア』を観てきました。SNSで熱く語られているのを敢えて見ないようにして、今日ようやく。映画を一言で説明すると、デイヴィッド・バーン率いる12人による類い希なミュージックライブ映画。
エンターテインメント、哲学、そして…。デイヴィッド・バーンをあまり知らない私ですが、すごく響いたし、途中いろいろ考えたし、考えすぎて映画の外へ思考がドロップアウトした瞬間もあったし、最後は涙が出たほど。
ところが主人には、どうもそこまでではなかったみたい。
へえー、そうかー。わりと価値観の似ている夫婦だけど、これは違ったかー。ま、自由に感想を言えるのがいいよね、映画も、そして本も。

2021.06.19



PASS THE BATON 閉店

表参道ヒルズの「PASS THE BATON」が6月いっぱいで閉店という、しょんぼり情報。
いま閉店セール中で、先日はほぼ全品70%オフになっていました。
ここでしか手に入らないのは、商品だけでなく果てしない発見やときめき。寂しくなるね。
*撮影はお店の方の許可をいただいています
*都内は丸の内店は継続だそうです

2021.06.19





蘆花恒春園

芦花公園駅の芦花って、『不如帰』を書いた明治・大正の文豪、徳冨蘆花の蘆花だったのですね。無知反省
世田谷文学館の帰りに、芦花公園(蘆花恒春園)へ。
徳冨蘆花が夫人とともに明治40年から昭和3年まで暮らした土地とその周辺が公園になっていて、蘆花の旧邸が無料で見学できると知り、寄ってみました。

茅葺き屋根の3つの建物(母屋と二つの書院)が渡り廊下で繋がっていて、母屋は質素でしたが、書院に続く廊下には日本最古といわれる国産オルガンがあり、書斎や寝室には明治のモダンな家具が置かれていて、さすが文豪の家という感じ。五右衛門風呂もありました。(屋内は撮影不可)
一方で、ガラス戸一枚で外に面している回り廊下を歩いていると、隙間だらけで冬は外の冷気がスースー入ってきそうだったり、床の板がアイスクリームについてくる木の匙を思わせるほどに薄く、歩くたびに足元が揺れて怖かったり。文豪の家ではあるけれど、いわゆるお屋敷とは異なり、それがかえって新鮮でした。
母屋の入口の看板に、蘆花が国木田独歩に宛てて自邸について書いている手紙がありました。
これが面白くて一部抜粋すると、
「普請はお話にならぬ。その筈さ、先の家主なる者は素性の知れぬ捨て子で、二十いくつの時 養家から建てて貰った家だもの。そのあとは近在の大工の妾が五年ばかり住んでいた。即ち妾宅さ。投げやり普請のあとが、大工のくせに一切手を入れなかったので、壁は落ち放題、床の下は吹通し、雨戸は反って、屋根藁は半腐り、ちと真剣に降ると黄色い雨が漏る」と味噌糞。やはり「寒かった」とも。

事実なのか謙遜なのか自虐混じりのユーモアなのか、果たして分からないけれど、蘆花がこの家に住んでいた。その気取らない事実がありありと伝わります
旧邸のまわりには、蘆花の墓や雑木林、そして蘆花が手植えした竹林も。 広い敷地には、他にも児童公園や花の丘、ドッグランもあり、エリアごとに思い思いに楽しめる都民公園でした。

2021.06.18

 

イラストレーター安西水丸展

あの頃のアメリカやヨーロッパはまだ遠くにあったし、世の中の情報は圧倒的に足りなくて、私たちはそれを空想で埋めていた。そんな1980年代の空気感が、主人も私も好きです。
世田谷文学館で開催中の「イラストレーター安西水丸展」へ。以前、同じ会場で開催された原田治展同様、私たちが好きな空気が溢れていました。
安西さんのイラストは日常を描いているにもかかわらず、私たちが夢見た世界、あるいは夢への空想のヒントがそこにある。掴みきれない洒脱が、余白にある。いわば憧憬と一対になった日常。というのが私たちの解釈。
2000年以降の作品にもそれはあるけれど、やっぱり1980年代の作品に色濃く感じるなあ、と主人。ほう、と私。

いずれにしてもその愛おしい日常のイラストレーションが、私たちの日常をどれほど彩ってくれていたか。おびただしい数の、そして見覚えのある作品たちに囲まれ、ふたりで笑ってしまいました。
pic⑦は中学生の頃のノート。原田治さんの幼少期の絵にも舌を巻きましたが、今回も然り。校内で表彰されたという瑞々しいポスターなども展示されています。
会場内には隠れ安西さんが8人いて(例えばpic⑧の障子の向こうとか)、捜さずにはいられない。どこまでも遊びを忘れない展覧会でした。会期は9月20日まで延期されたそうです。

2021.06.17

親子で卒業

私事ですが、娘が所属するNHK東京児童合唱団(通称N児)の保護者会会長を任期の2年務め終えました。
2019年度は、全団員がラグビーW杯の開会式に出演し、世界に歌声を発信した誉高い年。2020年度は、コロナ禍を乗り越えるために活動を再構築した奮闘の年でした。沢山の時間を使いましたが、何を思い出しても得たものと学んだことばかり。ただただ感謝です。
そして小学1年生から通っていた娘(現・高1)も、この春に退団。海外演奏旅行、オペラ、N響はじめ多数のコンサート、Nコン課題曲、歌番組、ドラマ、みんなのうた、ラジオ、CDなど、貴重な経験ばかりの幸せな9年間でした。
いまは誰にとっても(合唱団にとっても)辛い時期ですが、豊かで真っ直ぐなN児の歌声が、さまざまな形で多くの方に届くことを願っています。N児の歌声に触れることがありましたら、ぜひ耳を傾けていただけると嬉しいです。
写真は初めての定期演奏会(小2)、会場のオペラシティへ。

2021.06.12



レコードのバッグ

これをあの時の籐のバッグに…。
先日ワタリウム美術館に行った際に、ミュージアムショップ「オン・サンデーズ」で気になるバッグを発見。本物のレコード2枚と、麻糸のざっくりニットでできていて、どこか危なっかしく(いい意味で)、憎めない。
単体で使うには私の持ち物からすると小さいけど、「あの時の籐のバッグの持ち手にかけようかな」と購入。実際にやってみたら、想像以上に何がしたいのか分からない感じで(もちろんいい意味)、気に入っています。
レコードのバッグは、LOGUというブランドのもの(Alwaysというブランドとのコラボ)。
籐のバッグは、女優の中嶋朋子さんから数年前に譲り受けたもの。朋子さん、着物作家のやまもとゆみさん、音楽家の赤井由絵さん、パリ在住のみなこさん、私の5人でイベントをやったときに。 あのイベントは楽しかった。小さなバッグのおかげで思い出が蘇りました。

2021.06.08







もやっとする900円

先日のこと。主人の野暮用に付き合った後、キラー通り近くのコインパーキングに車をとめて、ワタリウム美術館へ。1階のショップを見下ろせる中2階のカフェで寛ぐことにしました
ヘンテコ近未来みたいな演出と、中2階という宙ぶらりんな高さ。近未来どころか 懐かしさすら覚える異空間に根を生やし、フレンチプレスで抽出した丸山珈琲のブレンドを最後の澱みまで味わい、ケーキはカロリーを気にして一皿をシェア。お喋りもそこそこに、それぞれ考え事などをして過ごすひととき。非日常の空間のなかに、自分の日常の時間を持ち込むのは、見落としがちな小さな贅沢です。
存分に過ごしたのち、会計を済ませて店をあとに。が、しばらく歩いてから主人が立ち止まり「安い」。950円しか払ってないけれど、本当は1,450円ではないかと言うのです。コーヒー1杯分が抜けていることに気づき、お店に引き返して500円を払ってきました。それでも満足度からすれば安すぎるというもの
気分もすっきりしたところで、車を停めていたコインパーキングへ。しかしそこで、私たちは目を疑いました。駐車料金が3,600円だったのです。停めていた時間は1時間37分。「12分400円」だったとは! そして1時間37分ということは、あと1分早ければ、3,200円だったはず
あのときお店に引き返さなければ…。コーヒー1杯分の500円と、駐車場代の400円、計900円を払わなかったことに。もちろん900円損をしたわけではなく、払うべきお金です。ではあるけれど、この900円が、もやっとします。
その理由はおそらく、払いたいお金500円と、払いたくなかったお金400円が、ベクトルは反対を向いているのに、つまり払いたい気持ちを「+」、払いたくない気持ちを「−」で表すとすると、+500円と−400円になり、プラマイで+100円の気持ちでいるのに、結局どちらも払っていて、+と−が混じり合った900円になっているから。
私は間違っているでしょうか。間違っていますね、たぶん
*撮影はお店の方の許可をいただいています。

2021.06.04

ト音記号

無造作に置かれた
ふたつのヘアゴムの奇跡。
あるいは軌跡。

2021.06.03