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とても気になる低学年向け童話をご紹介します。

『ふでばこから空』
 北川チハル 作 よしざわけいこ 絵 文研出版

文研出版の「わくわくえどうわ」シリーズの1冊で、わくわくもするのですが、それ以上にどきどきするんです。

2年生のゆいは、隣の席のしろうくんのふでばこの秘密を知る。
竹編み細工のふでばこの中にいたのは、蝶のさなぎ。名前はシロ。

ふたりだけの秘密。
学校帰りの神社のベンチ。
しろうくんの笑った顔。
しろうくんの憂い。
シロはいつ蝶になるの? 
休みの日だったらどうするの?

小さなどきどきがつながって、それらが昇華するとき、ふでばこから…。

「絵童話にふさわしい展開」と、ある編集者さんは大絶賛。私も同感です。
ぜひ読んでみてください。幼年童話を書きたいひとは、とくに。