2018-07-29

特別な句会。

俳句を15年やっています。
今日は、2カ月に1度の句会でした。ここのところ欠席が続いていた私ですが、今回は万難を排して出席する理由がありました。
会のメンバーであり、俳句の大先輩でもあるYさんが、5月に旅立たれたからです。

突然の訃報。
気持ちの整理をしながら、気づいたことがあります。
ひとつは、句会のみんなで撮った写真がないこと。
もうひとつは、写真がなくても俳句があること。過去につくった句集を開けば、Yさんの視点と感性が蘇ります。記憶に残る句には、いつだって心の引き出しを開ければ出合えます。
難しすぎる17音は、特別すぎる17音でもあることに気づきました。

そして今日の句会。3句のうちの1句は追悼句を詠みました。
Yさんの粋な着物姿、そしてYさんの俳号をもじって、私はこんな句を。

追悼句
絽綴れの薄紫の風を追う

薄紫色の絽綴れ(ろつづれ)の帯をYさんの後ろ姿に重ね、風にように逝ってしまったYさんを実感がなくて追ってしまう、俳句の先輩としてこれからも追う、その様を詠みましたが、悩みに悩んでタイムオーバー。もう少し練りたかった。いや、これはこれでいい。などと逡巡が続いています。
Yさん、精進します。

生き方と、逝き方。人にはそれぞれの考えがあるのだと思った日。
写真は会場から。原宿の東郷神社の池に面した「水交会」のお部屋です。

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